睡眠障害と睡眠時間の関係
一口に睡眠障害といってもその種類は様々です。
不眠症も睡眠障害の一つですが、
それ以外にも、
- 夜中に何度も目覚めてしまう中途覚醒
- 熟睡感がない熟睡障害
- 朝の目覚めが早すぎる早朝覚醒
- なかなか眠れない入眠障害
など、いろいろあります。
しかし、これら睡眠障害と睡眠時間の直接の関係は指摘されていません。
つまり、何時間寝たら睡眠障害にならない、ということはないわけです。
理想の睡眠時間とは
では、理想の睡眠時間はあるのでしょうか?
睡眠は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返しており、
この2つの睡眠は約90分を1セットとします。
90分の途中で起こされると眠りを邪魔されたように感じるので、
1セット90分を3,4回した頃、
6時間もしくは7時間半の睡眠時間が一般的に最適といわれます。
この時間に入眠時間と目覚めてから起き上がるのにかかる時間の
20分から40分くらいをプラスした時間に目覚まし時計をセットすると、
すっきり起きることができ、しっかり眠れたと感じることができるでしょう。
睡眠時間にはこだわらない方がいい
睡眠時間にこだわりを持つとかえってストレスを感じてしまいます。
8時間が標準的な睡眠時間だと言われると、
これより短いと‘睡眠不足’だと思ってしまう人が多いようです。
睡眠時間は個人差もあります。
また、年齢や日中の活動量によっても必要な長さが違います。
あまり睡眠時間にこだわりすぎないようにしましょう。