睡眠障害と昼寝|昼寝の時間は15分~20分

 

昼寝を上手に使って快適生活

睡眠障害で夜寝る時間が少ない、という方は昼寝をするのもいいでしょう。

ただし、夜眠れないからといって、昼寝の時間を長くすると、さらに夜眠れなくなり悪循環となってしまいます。夜の睡眠に影響のない範囲で、昼寝をしましょう。

最適な時間は15分~20分で、14時から15時の間に昼寝をするといいでしょう。30分以上寝ると熟睡に入ってしまい、起きるのがつらくなります。

昼寝の効果

とはいえ、スペインなど午後の昼寝(シエスタ)が認められている国はさておき、日本では14時ごろに昼寝をするわけにはいきません。一般的に12時から1時が昼休みですから。

また、15時以降に昼寝をすると夜の睡眠の質が悪くなってしまいます。

もともと人の体は昼寝を必要とするようにできています。夜十分に眠れていても、昼過ぎに眠気が襲ってくるのは自然なことで、効率よく昼寝をすれば、疲労は回復し、ストレスが解消され、作業効率も上がります。

カフェインを目覚めに利用する

稀に午後の昼寝を取り入れている会社がありますが、一般には認められていないので、昼休みを利用するしかありません。

昼食後、コーヒーや紅茶などでカフェインを摂り、リラックスをした後、昼寝をします。すると、カフェインが効き始める20分後くらいにすっきり目覚めることができるでしょう。